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G&Fブログ

2008/04/26(土) 物の価値

昨晩も新宿ゴールデン街の行きつけのクラクラで一杯やりました。そこでお店のオーナーかつ新宿ゴールデン街組合の
理事長でもある外羽山文明さんから新宿ゴールデン街再開発計画の状況を聞きました。

私のビジネスマン人生のスタートは三井不動産での都心部再開発推進業務です。
私が三井不動産に勤務している当時から新宿ゴールデン街を再開発して高層ビルを建てる計画は確かにありました。
私自身が新宿エリア担当だったため調査したこともあります。但し、権利関係が複雑なため計画は進みませんでした。

再開発の意義
現状死んでいる街の土地をまとめて大型施設を建設することにより、街の再生を図り経済効果を狙う

現在の新宿ゴールデン街
1.活況を呈している
2.個性的な約250軒の飲み屋が集まっている、日本でも極めて珍しいエリア(風俗店は無い)
3.裏社会との繋がりがない
4.役者、物書き等芸術系を目指す若者が多い(文化の発信源)
5.店の新陳代謝が良い形で進んでいる(月10万円程度の家賃のため、第1世代の店舗経営者から
若手でやる気のある店舗経営者へスムーズに移行している)

ということで再開発する意義を見つけることが出来ません。新宿ゴールデン街を再開発したところで
プチ六本木ミッドタウンやヒルズが出来るだけです。新宿ゴールデン街という非常に稀有な場所は
是非とも残すべきです。稀有な性質(長所)を生かし街つくりをすることにより街は発展するのです。

また頭にくる話も聞きました。行政の勉強不足と街つくりに関わる役人たちの新宿という街に対する愛情の欠落です。

表題の「物の価値」を真に理解しなければどんな仕事もうまく行きません。新宿ゴールデン街の価値を理解すれば、
自ずと何をやればよいのかは見えてきます。表面的な経済効果を追うだけでは大切なものを失います。
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